作成日: 16/8/10
100mSv未満の線量での健康影響
実効線量で100mSv未満だと、「“影響”/“線量”= 一定」の仮説が成り立つか否かは、判断できず。“影響”は無視できるとあるけど、心配している方もおられると思う
「半世紀を超える関係者の努力」では限界があったかもしれないけど、疫学研究の質が向上して、より小さいリスクが見つかるようになってきたことから、よりコストをかけるべきという考え方もあると思う
放射線防護対策の公平性の観点からは、原発事故などに由来するものでは、現状復帰を求める権利があり、その権利を行使することが社会正義に適うという考え方もあると思う
突き詰めていくと正義とは何かの難しい問題で、第 48 回放射線防護研究会での社会科学者の議論に改めて考えさせられた方もおられると思う
放射線ホルミシス?
「低線量の領域では“健康にとって望ましい影響”も見られる」のは、本当だろうか?
放射線ホルミシスがあるとする地域相関研究は、Ecological fallacyであることが証明されています。
線量率よりも時間を限定した線量の活用
作業にかかる時間を考え、その作業で目標とする線量をどう設定するかという考え方は活用できるのではないかしら。
放射線診療従事者の方では比較的受ける線量が大きい方がおられるので、そのアプローチも有用だと思う
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